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島津奔る
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    読了

    島津惟新の物語。
    朝鮮出兵あたりから話が始まるのだけど、別の武将の話が多くてやたらと脱線するので面白い。だけど、物語としては以前読んだ島津義弘の方がドラマチックで良かった。やっぱり島津の話であれば耳川の合戦のシーンは欲しい。
    島津の九州征圧の場面は省いていたので、見せ場である関ヶ原の退き口の場面で泣けるかどうかにかかってるなぁと思っていたのだけど、全然泣けなかった。その辺が作家の力量なのかもしれません。同じ題材だと比べやすい。
    だけど、本当にたくさんの武将の話が細かく書かれていて良かった。関ヶ原で宇喜多の先方として指揮をしていた明石掃部の活躍ぶりがなんとも素敵でした。彼は何と無く吏僚のようなイメージがあったので、意外な感じでした。相変わらず島左近、大谷刑部はかっこよすぎ。関ヶ原は西軍の方がかっこいい武将が多いんだよなぁ。
    二世子役の黒田長政と嫉妬男こと細川忠興。親の七光りはやはりダメなんですかね。やはり東軍は全般的に残念な感じで笑えた。
    家康に比べて三成がかっこよく書かれていてちょっと好きになりました。もともとすごく嫌いな武将で、基本的には変わらないのだけど。不器用な男ってなんかいいですよね。無私無欲、仕事に全力をかける真面目な男です。彼は家来に自分の給料の大半をあげてしまうのです。そして間違ってることを認めない。なんというか、ダメなやつなんです。だから関ヶ原で負けてしまったんです。うーん、なんだかうまく言えないけど。なんか良いんだよなぁ。哀しさみたいなものが彼の後ろにあって、それを背負ってる感じは昔の日本の歌みたいなそんな感じがする。
    | Moblile | 23:54 | comments(0) | - | pookmark |
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