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真贋
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    吉本隆明 真贋
    読了

    最近もっぱら時代小説ばかり読んでいて頭の中が5~600年くらい前にいってしまってる感じがあったので、久々に全く別の本を読もうと思っていて手に取りました。

    糸井重里との対談を昔読んだことがあってこの人の考え方というのはなかなか面白いと思ったのですが、今回は裏表紙に書かれていた一文が気になったのです。

    小説を読むことが毒になる。というような事が書いてあって、どういうことだろうと思いました。

    要するに、俗に小説を読むと心が豊かになるなんて言われるけれど、もしかしたらそういうこともあるかもしれないけれど、実利的な利益に疎くなってしまうというような事が書いてありました。毒と利ということがどんなことにもある。

    なるほどなぁと思ったのです。確かに僕は実利的な利益に疎い。心が豊かとは思わないけれど、実利的な利益に対して憧れみたいなものはないなぁと。金を儲けるということを追求しようとは思わないし。追求する事は他に山ほどあるし、その方がどちらかといえば幸せだと信じているところがあるかもしれない。

    去年のことだけど、横浜で手相占いをしてもらったことがあって、占い師にもそのようなことを言われた。他のことは全く思い当たらないデタラメだと思ったけど、こればかりは当たってるような気がしました。
    他にその時に言われて印象に残ってるのは、占い師になれと言われました。スピリチュアルなことに向いてるそうです。言い切ったもの勝ちだなぁと思いました。

    そうそう、あとは三島由紀夫の乳児期の体験について書いてあってそれも納得しました。
    三島由紀夫は乳児期に意地悪な祖母に育てられて授乳の時だけしか母親に会えなかったそうです。そういう不遇な乳児期の体験はその後の人間形成にかなりの影響を及ぼすそうです。三島由紀夫の人生をみているとまあ納得せざるを得ない。

    親が子供を殺す、子が親を殺すそんなことさえ当たり前になっているけれど、それはその人の乳児期の不遇が大きな影響を及ぼしていると思うと書いてありました。
    自分の意思で切り開くことができない時期に基本的な性格の根幹ができるというのは、僕もなんとなくイメージできる。
    だから母親は子供が小さい時には出来る限りの一緒にいてあげるべきだと彼は言ってます。僕もそう思う。

    僕は基本的に戦争体験者の言葉は真剣に聞くことにしてます。僕たちの知らない世界を知っているわけですから、言葉には説得力がしっかり備わってるし、それに伴う根拠もしっかりそこにある。だからハッとさせられることがたくさんあります。お説教臭くて耳が痛いことも多々ありますが、こんな平和すぎる日本に住んでいるのだから、痛いくらいがちょうどいいのだろうなと思うのです。

    もちろん戦争体験者はもうすぐいなくなってしまうので、あとは彼らが書いた本しか彼らの話を聞く機会はなくなってしまうわけです。だからこの本を読んだというのもあります。

    物事について深く考えること。きちんとやっていこうと思いました。
    | Book & Comic | 10:26 | comments(0) | - | pookmark |
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