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愉楽の園
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    なんというか、この人の小説はどれも僕の中では違和感がとても大きい部分と、ピッタリ心にフィットする感覚があって、それがだいたい交互にくるのです。

    僕の違和感を感じる部分はものすごくはっきりしていて、それは宗教的、哲学的なことをものすごく緻密に書いているところです。理由も知っているし、よくわかるのだけど、僕はそういうのとは縁遠いので理解ができないし、心に響かない。だから違和感が残るんだと思うのです。

    今まで、全然関係なかったところから、仏教だのキリスト教だの宇宙やらの事を主人公が急に深く語り始めたりするというのは、描写的にもちょっと無理がある気がする。まあ慣れの問題かもしれません。違和感はこのもしかしたらキースジャレットが歌いながらピアノを弾くようなものかもしれない。

    だけど登場人物の心理描写は少し綺麗すぎる時もあるけれど、結構リアルで好き。僕はそれが良くて、まだ未読のものを時々読んでいるのです。

    愉楽の園は、タイ人のエリート政治家に囲われている(こういう言い方は不躾かもしれないけれど実際そうなので)日本人女性の話です。恋愛小説に分類されるのかもしれない。
    舞台がタイで、やはりアンダーグラウンドな描写が多く、性描写も割と多いのだけど、適度な感じで悪くなかった。なんというかタイにしては爽やかな感じだと思う。
    主人公の女性は、どうなんでしょう。僕はわりと女性としてはリアルな感情で生きているタイプの人のように感じました。僕は女性じゃないからわからないけれど。これを読んだ女性に意見を聞いてみたいなと思いました。最後の最後のところを読んでどう思ったのか?って。

    なかなか良かったです。
    | Book & Comic | 18:28 | comments(0) | - | pookmark |
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