ウェディングフォトの世界に入って2年が過ぎて、今の所仕事はかなり順調と言えると思う。
運良くとても勉強をさせてくれる大きなクライアントを見つけたこと、Knotの案件も昨年順調に取れたこと、たくさんの出会いがあり、仕事の基盤がしっかりとできたのではないかと思う。Knotを立ち上げた当初は必死でホームページを作ったり、営業をしたり、それをお世話になっていたクライアントの案件をこなしながらやっていた。もちろん今も継続してやっているわけですが。
最近ようやく仕事が楽しいと思えるようになってきた。おそらくだんだん余裕が出てきたのと、もともとこの仕事に対する違和感が一切ないからだと思う。
仕事に関して言えば、向いている仕事(天職)を見つけた時、人は水を得た魚のように自由に泳ぎ出すことができる。仕事は生涯その人に付いて回るもので、水を得ることができない人もたくさんいる。我慢強い人は一生水を得ない人もいるのかもしれない。そんな中今のこの自分の仕事における状況は本当に幸運なんだろうな。
ウェディングフォトを撮り始めてから、機材に対する興味がぐっと湧いてきた。そうなったのは、もちろん2人のためにいい道具で撮影してあげたいというのが一番にある。それ以上に状況に対応できる横領力をいい道具を使うことで広げることができることを実感したからです。
だからそういう意味においては、機材に対する所有欲みたいなものは自分には相変わらずあまりないのです。その辺はアマチュアの方とは圧倒的に違う部分だと思う。この描写がどうのというよりも、この場面でこの機材を使っていれば確実にいい写真が撮れる。ということが最も大事で、それ以外は本当にどうでも良いのです。
でもα9を持つことに関しては純粋に嬉しく思う。これに関しては所有欲というより、このクラスのカメラを買って使いこなす自身が自分についたことに関して嬉しく思うのです。α9であっても別に自分の仕事に必要ないと思えば全く興味を示さなかったと思う。あそこまでの連射は必要ない。金額も僕から見てもかなり高額です。α9の中にも必要な要素とそうじゃない要素は両方あるのだけど、僕の写真に必要だと判断したから迷わずに予約した。
僕の仕事で今欲しい機材を少しメモ的に書いておこうかなと思う。
おそらくこれから仕事のために買うであろうものたち。
α9の2台目。言わずもがなですが、ウェディングの撮影には2台のカメラが必要になるからです。
ガイドナンバー60の電波式フラッシュ3台。1台は予備。これから発売されるであろうと思います。
レンズ
70-200mm f2.8GM
現在使っている24-240は便利だけど解像度はこちらが圧倒的に上で画質を考えるとこちらかなと思っている。24-240は小さくて便利なのだけど、美しさを優先するならこっちになるかな。
16-35mm f2.8GM
8月に出るこのレンズ。特に16-35mmのワイドズームはF4のツァイスを今一番使っているのだけど、実物を触ったらGMの方が欲しくなりそう。業務で使うならワイドではパンフォーカスで使うことが多いのでF4で十分なのだけど、特にウェディングに置ける美しさを求めるならf2.8だろうなと思っています。
100mm f2.8 STF GM
宴中にゲストの表情を抜いたり、前撮りなどのロケーションで焦点距離と描写が柔らかくてこれもたぶんかなりウェディングに向いていると思う。85mmよりこっちの方が良さそう。マクロとしても使えるし。金額もそれほど高くないし。
あとはデスクワーク用
最新の27インチのiMac。フルスペックで。今メインは結構前に導入したMac miniと古いアップルの液晶モニター。仕事はできるけど完璧じゃない。スピードも最近ちょっと遅いのが気になり始めた。
書斎のデスク。自分の理想的なやつを見つけたいと思っています。
マックのデスクトップ二台を置いて、物書きや事務作業ができるくらいの割と大きいもの。
岡村製作所のシルフィー。横浜のオフィス家具メーカーのイスです。ずっと座ってるから。
これらがあれば自分の中で理想的な仕事がこれからしていけると思う。少しずつだけど投資して行く。
あとプライベート用に24mmの小さなレンズ。写真家として無印のα7につけて普段持ち歩きたい。時間に余裕ができたら何にも縛られずにこのセットで自由に写真を撮りたい。スナップで使うなら24mmの画角が20歳の頃から変わらず一番好き。これはツァイスでシャープな奴を出して欲しい。
これからまたここでブログを書いていこうと思います。
日々自分のグルグルしている頭の中を整理整頓する意味も込めて。