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島津奔る
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    読了

    島津惟新の物語。
    朝鮮出兵あたりから話が始まるのだけど、別の武将の話が多くてやたらと脱線するので面白い。だけど、物語としては以前読んだ島津義弘の方がドラマチックで良かった。やっぱり島津の話であれば耳川の合戦のシーンは欲しい。
    島津の九州征圧の場面は省いていたので、見せ場である関ヶ原の退き口の場面で泣けるかどうかにかかってるなぁと思っていたのだけど、全然泣けなかった。その辺が作家の力量なのかもしれません。同じ題材だと比べやすい。
    だけど、本当にたくさんの武将の話が細かく書かれていて良かった。関ヶ原で宇喜多の先方として指揮をしていた明石掃部の活躍ぶりがなんとも素敵でした。彼は何と無く吏僚のようなイメージがあったので、意外な感じでした。相変わらず島左近、大谷刑部はかっこよすぎ。関ヶ原は西軍の方がかっこいい武将が多いんだよなぁ。
    二世子役の黒田長政と嫉妬男こと細川忠興。親の七光りはやはりダメなんですかね。やはり東軍は全般的に残念な感じで笑えた。
    家康に比べて三成がかっこよく書かれていてちょっと好きになりました。もともとすごく嫌いな武将で、基本的には変わらないのだけど。不器用な男ってなんかいいですよね。無私無欲、仕事に全力をかける真面目な男です。彼は家来に自分の給料の大半をあげてしまうのです。そして間違ってることを認めない。なんというか、ダメなやつなんです。だから関ヶ原で負けてしまったんです。うーん、なんだかうまく言えないけど。なんか良いんだよなぁ。哀しさみたいなものが彼の後ろにあって、それを背負ってる感じは昔の日本の歌みたいなそんな感じがする。
    | Moblile | 23:54 | comments(0) | - | pookmark |
    ゆしま
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      少し前の話になるのだけど、熱海に行ってきました。

      僕は時々熱海に行くのです。一人で行くこともあれば誰かと行くこともあります。

      熱海は温泉と海があって他には何もない町で、あのちょっと寂れた温泉街はいるだけで、なんとなく落ち着くのです。そうそう猫も結構多いです。

      前回行ったのは九月の初め頃で、一人で行きました。一人で温泉に入って、ビールを飲んで、見知らぬ人と話してきました。

      ゆしま。

      平仮名で『ゆしま』という名前の店で、カウンターとテーブルが一つだけのとても小さなジャズ喫茶があります。熱海で唯一のジャズ喫茶だそうです。

      僕がその店を知ったきっかけは、街中を歩いていたときに、たまたまジャズが聞こえてきて、近寄ってみたらそこにあったのです。
      しかもわりと入り組んだ場所にあって、もしかしたら出会わなかった可能性も高かったと思う。

      僕は一旦店の前で立ち止まり、中の様子を伺いました。だけど、店の中は暗くてよくわからなかったので、一旦通り過ぎました。
      ああいう小さなお店は常連が多そうでなかなか初めての時は入りづらい雰囲気があるんですよね。なんと言ったらいいのかな、一種の威圧感みたいなものかな。あと外観が可愛いのだけど、変わった感じで少し月印に近いものがあるかもしれない。

      1度ホテルに戻り、やっぱりどうしても気になってもう一度行ってみたのです。

      お店のドアを開けると、お客さんは一人もいなくて、ジャズが大音量で鳴っていて、奥の方の椅子に小さな女性が座っていました。

      メニューはなく、コーヒー、紅茶、ビールだけ。僕は初めだけコーヒーを注文し、あとはずっとビールを頼みました。コーヒーはネルドリップで丁寧に淹れてありました。美味しかった。コーヒーが自慢だとママは言っていたのだけど、僕はひたすらビールを頼みました。他意はありません。ビールが飲みたかったのです。ビールには柿の種が付いてきます。

      ママは色々なことを話してくれて、その会話の合間にビールを喉に流しこみ、そして次のアルバムが流れ始める。ひたすらそういう時間が流れました。壁一面にポスターが貼ってあり、ジャズメンのサインもありました。小さめのガラスはステンドグラスになっていて柔らかい光が外から静かに入ってきます。カウンターの後ろには大量のジャズのレコードとCD、大きなJBLのスピーカー、天井にはウッドベースが吊り下げられてあります。

      僕は店内のポスターの一枚、そのウッドベース、ジャズメンのサイン(しかも超一流の)店内のほとんどの物に携わるストーリーをママから聞きました。というか、僕がそのものを眺めていると自分から話してくれました。

      僕はまだジャズを聴き始めて3年やそこらで、全然詳しくないし、よくわかっていません。
      僕は正直にそう言ったのですが、彼女は『聞いていて気持ちよければいいのよ』と言いました。
      確か50年お店をやっていると言ってた気がします。もし二十歳で始めたとしても彼女はそのくらいの年齢になる。なんというか、彼女があのお店でその言葉を言うと、もうそれが世界の基準のような気がしました。そういう説得力がありました。あの時の言葉のおかげでジャズが今までより楽しく聞けるようになったような気がします。
      ジャズがわからなくても楽しめると思います。熱海に行く機会があれば是非寄って欲しいです。他には海と温泉くらいしかないですし。
      そうゆうわけで、僕にとって熱海は今年から海と温泉とゆしまになったわけです。
      | Moblile | 13:29 | comments(0) | - | pookmark |
      とあるジャズメンの話
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        とあるジャズメンがジャズ喫茶のママに失恋の話をした。

        ママは彼に、男のくせに女のことでメソメソするんじゃない!女なんて沢山いるんだからまたすぐにできるから!

        ママはそう言って彼を励ました。

        彼はママに、ありがとう。おかげで元気が出たよ。と言って帰っていった。



        その数ヶ月後にそのジャズメンは自殺した。



        今日僕は実際にママからその話を聞きいた。



        その彼がプレゼントしてくれたという、彼のとても大きなポスターがそのジャズ喫茶の壁に貼ってある。



        僕はそのポスターを眺めながら、そしてその出来事を想像しながら、ビールを胃に流し込んだ。彼の悲しみもたぶん少しだけ流し込んだ。たぶんママの悲しみも少しだけ。



        ママはこの時期は夜が早く来るから寂しくなるわね。と言った。



        僕は、そうですね。と答えた。

        | Moblile | 20:40 | comments(0) | - | pookmark |
        茄子
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          茄子のお味噌汁に生姜をいれる。その日の気分によってすりおろしたり、刻んだり。料理は切り方一つで味がまったく変わってくる。面白い。
          | Moblile | 07:06 | comments(0) | - | pookmark |
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            新米を買いました。
            あまりメジャーではないのですが、初めて高知のコシヒカリを買いました。
            玄米を圧力鍋で炊くというのをやってみようと思います。美味しいごはんを好きな人と食べると元気が出るものですね。
            | Moblile | 08:27 | comments(0) | - | pookmark |
            夏休み
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              少しまとまった休みが取れるので何をしようかなと思っているのですが、結局たぶんそんなに気合をいれて何処かへ行くとかその様なことはしないつもりです。
              なぜならボノと長く一緒にいられる時間が本当に久々に取れるわけで、たぶんこの先そんな時間はあまりとれないかもしれないので、ボノと一緒にいることを最優先にしようと思う。
              一応僕にも家族と呼べる存在がいるんですよね。僕も普段わすれそうになるくらい会ってないんですよ。(もちろん忘れる事はないのだけど)ずいぶん放ったらかしだったからその穴を埋め合わせなくちゃいけないってずっと思っていたんですよね。
              友達もくるから家を綺麗にする。会いたい人がたくさんいる。走る時間もじっくりとれる。料理のレパートリーを増やすかな。そういう当たり前だけど、できなかったことを一つずつきちんとやろうと思う。
              子供の頃の様な特別な夏休みは今の僕には要らない。平凡な夏休みだって今の僕にとっては十分特別だから。
              | Moblile | 22:29 | comments(0) | - | pookmark |
              明智光秀
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                嶋津忠政の明智光秀 読了

                明智光秀って僕はあんまり好かなかったのだけど、これ読んでからちょっと考えが変わりました。なんというか生真面目で不器用な性格なのかもしれないなぁと想像できます。秀吉とは正反対のタイプ。

                本能寺の変は日本の歴史上最大の謎とされてますが、実際のところは光秀の胸の内にしかないので今となっては誰にも分からない。だからこそロマンチックなんですけどね。

                信長の非道に反感を持ったとか、自分の立場を危うんだとか(この理由で信長を離反した武将は結構多い)いろいろ言われてますが。

                僕は生真面目で不器用なタイプの人が友達にいますが、冗談が通じない事があったりします。でも、それはそれで悪くないんですよ。この世には冗談が通じない人も必要ですよね。

                僕が最近戦国時代の小説ばかり読んでいるのは、どれも同じ時代に生きていた人物の話なので、登場人物や舞台やいろいろなものが、共通していっている。そうやって繋がりが頭の中で広がっていって知識を深めていってくれるのでより楽しめるわけです。特に戦国時代は政略結婚なんかで、兄弟や家族が敵味方に分かれて戦ったりしなくてはならなくなるシチュエーションが多々あったりして、それから現代まで続いている家や残された物があったりするともうキュンとしてしまうわけです。それに現代ではあまり見られなくなってしまった頑強な意思や、野望や、素晴らしいリーダーシップを取れる人や、そういう様々なものがグルグルと渦を巻いている感じがとても良いのです。
                | Moblile | 10:37 | comments(0) | - | pookmark |
                日々
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                  精神と肉体を同時に鍛える事を怠らない事。これからまた改めて意識して新しいステップを踏むべく。
                  | Moblile | 19:16 | comments(0) | - | pookmark |
                  乱紋
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                    永井路子 乱紋 読了。

                    浅井三姉妹の三女、お江の物語で、お姫様が主人公という時点で僕は個人的に全然興味がなかったのだけど、とても面白かった。やはり食わず嫌いはダメだなぁと改めて思いました。

                    浅井三姉妹というのは、織田信長の妹で絶世の美女と言われたお市の方と近江の浅井長政との間に生まれた三姉妹のことで、上からお茶々、お初、お江と呼ばれているんだけど。たぶんこれを読んでる人は知らない人もたくさんいると思いますが、とてもドラマチックな人生を生きる三人の女性です。だけど、説明するとかなり長くなるので詳細は省きます。

                    長女お茶々は豊臣秀吉の側室になり、世継ぎの秀頼を生みます。最終的に豊臣の実権を握る人物です。お初は京極高次という大名に嫁ぐのですが、お江は徳川秀忠、二代目徳川将軍に嫁ぎ、豊臣と徳川は関ヶ原と大阪の陣で戦うことになるので、要するに、お茶々とお江は姉妹なのだけど最終的に敵同士になるわけです。ドラマチックすぎ。

                    永井路子の本は初めて読んだのだけど、ユーモラスで読みやすくて良かった。お江の人柄の描き方が素晴らしい。彼女は三度も結婚して、運命に翻弄されるのだけど、根っからの鈍感力で全くそれを居に介さないという感じで描かれています。しかも不細工(上の2人の姉に比べてという話ですが)という設定と、それに準ずる滑稽なシーンの数々も良かった。やっぱり秀吉が絡むと面白いですね。

                    永井路子は他の作品も機会があれば読んでみたい。
                    | Moblile | 14:36 | comments(0) | - | pookmark |
                    No title
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                      いろいろなものは変わっていって、気づかないうちに自分も変わっていったりしていて、そういう中でやはり大切なのは、友人だったり、家族だったり当たり前に周りにいる人たちです。

                      彼らは彼らで常に変わっているのだけど、そこにいてくれるという事が変わらないことは、大変ありがたいなと思うのです。

                      そういうことのありがたさが、よく分かるようになりました。よく分かるようになるのが少し遅かったかもしれませんが。

                      よく分かるようになりました。
                      | Moblile | 13:23 | comments(0) | - | pookmark |
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